山口昌男のページ |
「ヘルメスの帰還」(道新2017年9月25日)
「人集う知への入り口」(道新2017年5月10日)
2015年9月新刊案内
山口昌男 聞き手川村伸秀 晶文社
(故 山口ふさ子夫人(2016年2月5日逝去)によると、これが最後の本になるのでは、と言っていました。
中央の文章:
1970年代に現代思想の最先端をリードした稀代の文化人類学者・山口昌男の自伝的インタヴュー。北海道での誕生、学生時代、アフ
リカ・インドネシアでのフィールドワーク、さらにはパリ・メキシコ・リマ・ペンシルベニアの大学での客員教授時代……。文字通り世界を飛び回り、国内外の
さまざまな学者・作家・アーティストと交流を重ねた著者の話題は愉しく、また驚くほどに多彩である。本書は、個人雑誌『山口昌男山脈』に連載した前半(第
5章まで)に、雑誌休刊後も続けられたインタヴュー(未発表)を加えて構成した。数多くの図版、写真に加え、著者が海外から日本の親しい編集者に送った私的通信や単行本未収録の文章も併せて収録する。
右の文章:
山口昌男 1931年北海道生まれ。アジア・アフリカ言語文化研究所、同研究所所長、札幌大学学長等歴任。文化人類学者として、西アフリカ、インドネシア、カリブ海諸国等でフィールドワークを行う。道化・トリックスターの分析、中心と周縁理論、近代日本の負け派に着目した敗者学を通じて、国内外の思想界に衝撃を与え、その広い学識は、文学・芸術等の分野にも影響を及ぼした。2013年逝去。
川村伸秀 1953年東京生まれ。編集者・文筆家。山口昌男の単行本を多く編集。著書に『坪井正五郎―日本で最初の人類学者』(弘文堂)、真島一郎との共編著に『山口昌男
人類学的思考の沃野』(東京外語大学出版局)がある。
2015.01.20 晶文社刊 2014.10.31 東京外国語大学出版会刊
(川村伸秀氏による困難な編集作業のたまもの)
北海道新聞2013年4月27日夕刊 「哀惜」欄 |
朝日新聞2013年4月27日夕刊 |
ユリイカ 2013.06刊 同見返し
2013.6月 刊
平成23年度 文化功労賞に選ばれました:
ナイジェリア中央部
大仏次郎賞受賞対象著書
2010.11(上)、2011.1(下)発刊